●第25回 全国専門学校ロボット競技会 Q&A

二足歩行

Q1

4−2 表2の通過課題とポイントの項で「上がった橋を渡りきる」とありますが、遊脚、支持脚の方向に指定はありますか。
A1
歩行は、1.ロボットの規格・構造(6)脚を矢状軸方向に動作とありますので、厳密ではありませんが、移動するときは橋を渡る場合も前進方向に脚を向けてください。ただし、前進ではなく態勢を整えるための歩行動作は除きます。

Q2

山岳M1、M2、M3の場合も上記A1のように矢状軸方向に脚を動作させなければなりませんか。
A2
4−2 表2の通過課題の「橋に上がる」の課題説明にあるように上がるときは脚の方向は問いません。レストハウスR及び山岳M1,M2,M3を上がるときも同様に問いません。さらにM1、M2上を移動する場合も同様脚の方向は問いません。

Q3

腕木の選択と紐の長さは自由ですが、高い方の腕木では、紐は床に触れないのですが、同じ紐を低い方の腕木を選択した場合、紐が床についてしまうのですがこの場合は問題ないのでしょうか。
A3
2.通過証明の規格1)B及び2)Aにありますように「競技台(床)に触れないこと」とありますので、低い腕木、高い腕木いずれの場合も床にふれないように紐の長さを決めてください。低い方の腕木に合わせておくのも方法かと思います。

Q4

地図およびコンパスの大きさは2.通過証明の規格1)A、2)@ より大きいのですが問題はありませんか。
A4
問題ありません。

Q5

移動の際に足裏以外(例えば手、腕、頭など)が床(競技台)に着いたらどうなりますか。
A5
減点はありませんが、着いたまま移動(例えば横移動、前転、側転など)したら移動した分戻ってください。
競技要項の1.ロボットの規格・構造(6)にあるように二本の脚を矢状軸方向に動作させて前進移動させてください。なお、矢状軸方向の後ろ向きでの移動は、ロボットの態勢を整える場合などはOKです。橋を後ろ向きで渡るなどの移動はだめです。

Q6

橋、レストハウス(予選ゴール)、山岳M1,M2,M3(決勝ゴール)を上がる時、手をついてはいけませんか?また、ポイントまたはゴールの基準を教えて下さい。
A6
手を着いて上がるまたは前転、側転で上がってはいけません。両足が高所に着いた時点で得点またはゴールになります。その後転倒など手を着いても得点は残ります。

Q7

決勝トーナメントで、競技終了時点またはゴール時に地図、コンパスがなかったら減点ですか。
A7
はい、予選と同じく減点です。

Q8

橋を渡る時、最初はB3に上がり、渡っている途中落ちたため戻ってB1またはB2を上がり渡り切った場合、得点はどうなりますか。また、最初から橋を渡らずパスできますか。
A8
最初の橋「B3を上がる」で得点がついているので15点、「渡り切った」で5点合計20点です。
なお、B3の橋に戻ることもできます。その時の上がり方に制限はありません(前転、側転等OK)。いずれを選択するかは競技者が決めて下さい。 もちろん最初からパスすることもできます(競技要項4−1(3)参照)

Q9

競技終了時、ロボットが倒れていたり、M1からM2に上がる途中の場合、得点はどうなりますか。
A9
それまで取得したポイントが得点として残ります。

Q10

コンパスの材質は2mmのアクリル板でもOKですか。
A10
OKです。

Q11

競技要項4−3B「2回の競技で渡った橋のポイントを比較し、ポイントの高い方のロボット」とありますが、どのように解釈すればいいですか。
A11
「2回の競技で渡り切った橋のポイントを合計し、ポイントの高い方のロボット」とします。

Q12

場外に落ちた場合、自力で上がればOKとありますが、この時の上がり方に制限はありますか?
A12
ありません。前転、側転などOKです。

Q13

通過証明(地図、コンパス)は、機構に紐をくっつける素材(粘着テープなど)を貼って保持することはできますか?
A13
粘着テープ、磁石などにより紐や本体をくっつけることは禁止とします。競技要項1.ロボットの規格・構造(10)及び2.通過証明の規格3)その他にあるように紐を首や腕、手などに引っかける、抱える、握るなどの方法で行ってください。

Q14

通過証明を取る際、位置調整のために横方向(矢状軸に対して垂直。ピッチ軸方向)への移動は可能ですか。
A14
可能です。ただし、あくまでも位置調整、姿勢の調整であることが前提です。詳しくは競技ルール説明で行います。

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